すみません一年ぶりの投稿です

自分の居場所を自分でつくるんだ

スティーブ・ジョブズ

皆様明けましておめでとうございます。
2025年になりました。HPの投稿を見ますと前回が1年前!という事ですっかり放置しておりました当HPです。
我ながら更新頻度のなさに呆れています。

さて2024年は私の脳外科手術、本社の移転などハードな事案が続きまして身も心も落ち着きのない一年でした。そして年々一年が経つのが加速しているように感じています。
早いもので創業して15年が経ちましたが、経営者に必要な資質は?という質問をたまにされます。私は決まってこう答えます。それは「覚悟があるかどうか」
コロナ禍でこの言葉を繰り返し自分の中で問うて来ました。「何のために仕事をするのか」「人生の目的は何なのか」 答えの出ない自問自答を繰り返す数年でした。
昨年後半はそんな中でも一筋の光明が見えた気がしてまして、売り上げの回復、体調の回復、新工場への移転、業務、責任の移譲などは自分でも出来過ぎと感じるくらいの成果があり、こんなに思惑通り順調で大丈夫?と疑ってしまうくらいです。

「資質」というところに話は戻りますが、会社経営というのは会社それぞれで勿論違うと思うのですが、私のような創業者兼プレーイングマネージャーは「覚悟」に加えどんな苦境の時でも最後まで諦めないしぶとさが絶対必要なんじゃないかなと常々考えています。まず従業員がいて、その家族がいて、取引先様がいて、協力会社様がいて、事業に関係する様々な事業者がいる。取引銀行もいる。こういう人たちをステークホルダーなんて言いますが、運命共同体とまでは言いませんがある程度の人生に関わる共同者ですのでそこに対する「責任」というのはあります。これ真剣に考えれば考えるほど重圧となり重くのしかかります。病気をして弱気になった時、少しこの責任と覚悟が弱くなり、正直会社を畳んだ方がいいんじゃないかと人に相談したりもしました。弱気の虫はいつも自分の中にいて「そんなに頑張らなくていいよ」「自分の財産全部無くしてまで会社に費やしてもだれも感謝なんてしてないよ」と囁きます。
しかし私は逆境の底に到達すると開きなおって行動力が増していき、予想しない運も味方にしてしまうというタイプでした笑 タイミングよく大きな仕事の依頼が来たり、すぐ近くに移転に相応しい良い物件が空いたり。これは私の力ではなく全て偶然なんですが、もし諦めてたら当然この様な幸運に巡り合う事なかったわけで、自分の諦めの悪さに感謝すると共に、天に感謝するしかありませんでした。

覚悟をもつ」ということは苦難・逆境に対し憂い(愚痴)や諦め(弱気の虫)、責任転嫁(運が悪いなど)せずに全て受け入れ、それでも諦めずに行動するという事だと思います。
アップルの創始者のご存じスティーブ・ジョブスは沢山の名言を残していますが、自分が作った会社を追い出されるという最悪の事態になった時、そこで諦めず自分でNeXT という会社を作り、独自のOSとPCを開発し見事古巣へカンバックした時の言葉がとても記憶に残っています。「自分の居場所を自分でつくるんだ」。これ以上説得力のある言葉はないと思って冒頭に掲げました。誰しも社会の中で自分という存在が生きる場所を欲してるのだと思います。それは決して待ってれば誰かから与えられるなんてものではなく、自分で作りだす!作り出せる!覚悟があれば、と私は解釈しました。そのエネルギー源こそ「諦めない覚悟」なんだと思います。

2025年、私はさらに先の展望を胸に秘め進んでいこうと考えています。覚悟を常に忘れず、諦めず理想を追い求めてこの一年生きて行こうと思います。
ということで皆様の健康を祈念しつつ、今年一年どうぞよろしくお願いします!(今年はもう少し更新頻度上げていきます笑)

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