• 新年明けましておめでとうございます


    2024年、新年明けましておめでとうございます。
    前回の更新から半年も経っていたこと自分でも驚いております。遅くなりましたが2023年は多くのお客様に支えられた一年でした。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

    さて2024年ですが、ようやくいつもの正月が戻って来たなと思っているところへ北陸地方を襲った大地震がありここ長野県上田市も大きく揺れました。
    忘れた頃に自然災害は起きると言いますが何も元日に、、、。帰省で多くの方が地方へ移動している中で平時よりも多くの方が被災したと聞いております。被害に遭われた方、避難生活を余儀なくされた方へ心よりお見舞い申し上げます。
    思い起こせば2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震と実際に現地へ行き災害ボランティアとして活動しましたがいつどこで起きてもおかしくないのが地震などの自然災害と肝に銘じました。今回も日を追うにつれ被害の実態が報道されあまりの惨状に言葉を失いました。
    本来平穏で平和を祈る正月元旦ですが、厳しいスタートとなってしまいました。私たちにできることはやはり日頃から備える事それに尽きます。ぜひ皆様もお住まいの地では大丈夫などと思わず日頃から災害に備える心つもりをぜひなさってください。

    写真は上田市の高台にあります陣馬塚古墳にある公園です。古墳時代末期に作られたという円墳は写真のように上田市内を見渡せる場所にあり、遠く東は八ヶ岳、南は蓼科山、美しが丘、西は穂高連峰、北は菅平まではっきりと見ることができます。この素晴らしい眺望を古代の人々も美しいと感じ時の権力者のお墓を作ったのでしょう。このように自然は豊かで美しく人の心を癒してくれますが、時に激しく厳しく試練を与えるものでもあります。
    その中でどう生きていくか、この景色を見て問われている様な気が致しました。

    我々に出来る事は日々生きていることに感謝し、自然へ敬意を払い、今すべき事を粛々と行なっていく。それしかないと思います。
    まず人間は大自然の前では無力であるという自覚。なので周りと協力し合い助け合うという精神が必要なんではないでしょうか。いまだに続くウクライナやパレスチナでの惨劇。各地で猛威を振るったウィルス。そして自然災害。いずれも誰か何かの責任にして何もしないのではなく、自分に今できる事を考え、対立することより人々と協力し合う、そうして行く事で少しづつ世の中が良くなって行くんじゃないかと考えております。
    当社としても企業として経済・社会・文化活動を通してその一助になればと思います。2024年はそんな事を考え行動に移す年にしたいと思います。
    ぜひ今年も宜しくお願いいたします。被災地の皆様と共にがんばっていきましょう!

    2024年1月
    代表取締役 小松憲史

  • 新しい風

    新型コロナウィルスがようやく収まりつつあり元の生活が戻ってきた感がある2023年の春ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
    会社の方は依然自動車産業の半導体不足の影響や輸出関連の事業が本回復まで至ってはいないものの、なんとか今できることを精一杯取り組んでる所です。この数年の停滞は我々の様な中小企業にはダメージ大きく、先行き不透明な状況に何度も心折れそうになりました。
    そんな中でも新規の受注を頂けたり、新製品の開発を進めてきたりと前向きになれる仕事で日々忙しくしています。ありがたいことです。

    さて今回は「3つの新しい風」について書き留めておこうと思います。

    1つ目は「サウナsauna」です。
    社長である私は常に会社を継続させることに心の半分以上リソースを消費しており、知らぬ間にこの数年ストレスを抱え込んで押しつぶされそうになってました。そんな時出会った新しい趣味がサウナでした。

    きっかけはNETFRIXで配信されていた「サ道」というドラマです。サウナブームを作ったと言われるマンガ原作のドラマでしたが、本当にもうただサウナに入るだけの内容でして(笑)、なんの事件も恋愛模様も人生模様もなくただあちこちのサウナに入って整う様子を見せるという変わったドラマです。ここでサウナを語ると永遠になってしまうのでこの辺にしますが、このコロナ禍で閉塞感漂う日常にパッと光差す思いですがったのがサウナでした。最近は週末だけで物足りず、仕事終わりに近くのサウナに行き1日の汗とモヤモヤを流す習慣になってます。サウナで一人目を瞑り、日々の雑念や悩みをかき消し、ただひたすら感覚の世界に身を委ねるとまるで座禅や瞑想をした後の様に頭がクリアーになるんです。私の様な経営者にサウナーが多いのも頷けます。そうやってリセットしないとストレスで体を壊してしまう、正しい経営判断ができなくなってしまうとさえ思ってしまいます。というわけで今の私にサウナは欠かせない日常となっています。

    2つ目は「カフェ巡り」です。
    急に乙女チックですみません(笑)
    カフェといっても私が選ぶのは「人間」なんです。元フレンチのコックとして評判の店に行くこともあるのですが正直「え、こんなのみんな美味しいっていってるの?」と疑問に持つことも少なくありません。単に味覚の問題ではなく、みんなが美味しい、話題になってるから自分も美味しいと言っておく、というSNS的な昨今の風潮が大変苦手でつい忖度なく反対意見を言って嫌われてしまいます(SNSでは営業妨害になるので言わない様にしてます)
    ではなぜいろんなお店に行くのかというと、このコロナ禍の中気丈に商売を続けてきた人、こだわりをもって商売に取り組んでる人、ひたすらに高みを目指して努力している人。そんな人たちに会いたいからです。そういう人たちの作るものは発展途上のものも確かにありますが、単にSNS映えするだけを狙ったり、流行りに乗っかっただけの薄っぺらいものと違って出てきたものにちゃんと「情念」が感じられます。人の評価にも真摯に向き合い、現状に満足しない、より理想を求め試行錯誤する。そんな人たちのエネルギーを貰いに行っているといっても過言ではありません。


    日本にもカフェ文化が根付き、こんな地方にも個性的なカフェが沢山出来ました。ちょっと前はリタイア後の第二の人生的な開業が多かった様ですが、最近はこの失われた30年に生を受けた若い世代の開業が目立ちます。彼ら、彼女らは相変わらずの競争社会の中にあってもより個性を求められ、自分らしく生きることの難しさを突きつけられた世代です。経済は物心ついた時から不景気。終身雇用も崩れ、会社という組織に生涯を誓うなんて遠い過去の社会の中、彼らなりの青春を送ってきたはずです。私の世代(50代)の様に社会に出た時まだバブルの残り火があり、また頑張ってればいい時代が来るというある意味根拠のない妄想に取り憑かれてる世代とは明らかに価値観が違います。自分を表現する場としてカフェや雑貨店、工房などを立ち上げ、もがきながら進んでいる姿におじさんは感銘を受けてしまうのです。自分にとって居心地の良い環境は自分で作れるんだ!と気づいた人間は強いです。今自分の置かれている環境に不平不満ばかり言っている人は是非こうした若い方が頑張っている全国のカフェに会いに行ってお話しして来て下さい。きっと何かのヒント貰えるはずです。私はいつも勇気と感動を貰っています。


    さて3つめの風は「新しいこと」です。

    元来飽きっぽくて興味が続かない私ですが(ダメじゃん)、常に新しい事や情報を張り巡らせています。
    最近読んでる本や情報を集めているのは「AI技術」「量子物理学」「動画編集」はたまた縄文土器や短歌(!)などなど仕事にも関係している事もありますが50を過ぎても興味ややりたい事は増える一方です。それに加え今度は学生時代以来になりますが「ラグビー」を再開したいなと考えています。人に話すと信州弁で「よくだねえ」と揶揄われますが、50の手習いじゃありませんが新しい事を知る、楽しむ事には常に貪欲でありたいと考えています。先日の部下との飲み会(下の写真、生ハムうまかった)でも話しましたが趣味は人生の幅と奥行きを深め、普段出会わない人とも出会えるのでどんどんやった方がいいと力説しました。そしてその趣味も狭い範囲だと特定の人達としか交流できないのでインドア・アウトドア交えながら横展開していくといいよなんて話しました。一つの道を極めるのも勿論いいのですが、特に若いうちはいろんな価値観や多様性を体感した方が良いと思うんです。私は10代のまだまだ世間知らずのうちにアメリカに渡り世界の多様な価値観に触れる事ができました。50になった今も世界にはまだまだ知らない事が沢山あり、もっと自分に取り入れたいと思っています。
    新しい事を知ると心の中に風が吹いた様な気持ちになります。自然と気持ちがワクワクして好奇心の虫が疼き始めます。これからも気持ちの赴くままに新しい世界に飛び込んで泳いで行こうと思います。当社の若い人たちにもそんな風に心を軽くして人生を楽しんでもらえたら良いなと思ってます。


    さて今回は3つの新しい風を紹介しましたが、会社としては停滞より前進、守りより攻めのスタンスで私が引っ張っていこうと思います。覚悟しておいて下さい笑

  • 新年度を迎えて

    2023年4月の新年度を迎えました。
    新しい生活、新しい環境でお過ごしの方もいらっしゃると思います。一年の始まりは元旦ですが、やはり長い冬が終わり暖かくなり桜の咲くこの時期こそ新しい一年の始まりという感じがしますね。ここ信州長野県は特に冬の寒さが厳しいので、春の暖かさは息吹が蘇るような気になります。
    さて、当社株式会社プレストもこの4月からまた気を引き締めて各事業に取り組んで参る所存です。より良い仕事をするためにはより良い準備と日々の行動を変えていかないといけません。人間放っておくとどんどん言い訳が増え、自分を律することができなくなります(自戒を込めて)
    ただ闇雲にルールや規律を増やすのではなく、自然と自分をコントロールするよう仕向けなくてはなりません。寝る時間がバラバラだと翌日のパフォーマンスに影響する。イチローさんが食事も含め規則正しい生活をしていたのは、自分の状態を客観的に判断するには生活習慣が毎日バラバラだと真の原因が分からなくなるから、と言っていました(ホームゲームの日は毎日カレーばかりもそんな理由だそうです)自分のコンデションやパフォーマンスを知ることは自分をより良い方向にコントローする第一歩なんですね。

    私自身の話になりますが、昨年夏頃から深夜に起きて朝方まで現場で仕事をして、また朝に会社に出勤するという大変ハードな半年を過ごしていて、当然睡眠時間や食生活、プライベートなど全てがガタガタになり、体重は増え、髪の毛は薄くなり、いつも疲れている顔になってしまいました。
    経営者とはいえ現場が疲弊し誰にも頼めない仕事は自分でやるしかなかったのですが、それに払う代償は大変大きかったです。
    今年に入り仕事は通常モードに戻りましたが、3ヶ月間自分の体のリカバリーにあてると決めて、①生活習慣を規則正しくする ②睡眠時間を最低8時間とる ③野菜中心の食生活にする ④休みは仕事せずサウナや温泉でリフレッシュする ⑤ちゃんと会いたい人に会いにいくなど、を意識して生活してきました。すると自分の体をコントロールする感覚が戻ってきました。休みたい時に休む。食事は意識しながら食べるものをチョイスする。これだけでもだんだん健康になっていく感じがします。

    人間は欲望に弱く、時に自分を律することができない生き物ですが、こうしてさほど努力のいらない習慣にするだけでも変わっていきます。それには仕事量や、しなくてもいいことを切り捨てることが必要だと感じます。つまりはライフワークバランスが重要ということです。当社では少し先行してフルタイム社員の労働時間を8時間から6時間半へ時短しました(給与は変えずに)また月一回ほどのリフレッシュ休暇(通常有給とは別に有給のお休み)を導入し、月に1回は3連休できる体制にいたしました。むりやりにでもライフワークバランスを取ってもらおうと制度化しましたが、やはり肝心なのは本人の心持ちです。ただ自堕落に休みを過ごすだけではよくありません。「意識してやすむ」ことをしないとダメなんだと思います。これはなかなか口で説明してもわかってもらえませんが、いつかちゃんとその意味に気がついてくれたらと思っています。

    日々の充実した生活、自分をコントロールする感覚、いい生活をするといい仕事もできる。この4月をきっかけに新しい生活習慣を社員みんなが意識してくれたらと思います。さぁ今日も早く帰ってご飯作ります。

  • ホビー事業部移転しました
    2023年3月、株式会社プレストホビー事業部は長野県上田市から同長野市へ移転いたしました。
    移転先は長野市高田五分一(ごぶいち)にある「Terminal51°」というコワーキングスペース内です。
    ここは元々は古い歴史のある紙の卸問屋「水島紙店」さんの社屋であったところで、この場所をリノベーションされて新しくお洒落な
    コワーキングスペースとして生まれ変わった建物になります。
    
    
    
    中に入るとまず利用者が自由に使えるパブリックスペースが目に入ります。インテリアはヴィンテージの輸入家具が置かれておりリラックスできる空間になっています。ライブラリコーナー、カフェスペースもあり、仕事で煮詰まった時のブレイクに活用できそうです。
    こちらを運営する水島紙店の水島社長とはたまたま別の場所でマスコミ向けPRイベントでご一緒となり、今物件の話を聞いて社長の取り組みに共感し、ぜひうちでお借りしたいとお願いをした次第です。当社ホビー事業部スタッフも上田市へ通勤するよりこちらの方がはるかに近く便利がいいという事も決め手となりました。
    
    我々ホビー事業部が取り組む仕事というのは部屋に篭りきりではいい仕事ができないと常々思っておりました。新しい発想は普段からの「インプット」がとても重要です。いろいろな情報や、刺激、感性を揺さぶる体験があって初めてアイデアが結びつき「アウトプット」されると思います。外部のいろいろな人が訪れる場所であり、気分をリフレッシュできる環境があり、また通勤時間を短縮することでライフワークバランスも改善することで今までより豊かな発想、人や社会に関心を向けて自分たちがどう振る舞うのかを意識してもらいたいと考えています。
    
    4月からはまた新たな人材も増え、ホビー事業部はますますパワーアップしていくと思います。各個人の能力を伸ばし、また他にも隠れた能力を開花させて世の中を驚かせるいい製品を生み出すことを期待しています。私も時々は顔を出し、打ち合わせや商談、取材、発信に利用したいと思っています。
    新ホビー事業部に是非ご期待ください!
    
    
  • プレスリリース

    2022年12月配信